ブックオフせどりって、もうオワコンなの?稼げない・儲からないって本当?ここ、気になりますよね。
私自身、Amazonマーケットプレイスで販売していて、国内だけじゃなく日本から海外発送もやっています。だからこそ、店舗せどりオワコンや本せどりオワコンと言われる空気も、Amazon手数料やカテゴリー成約料の重さも、わりと現実的に見えてるつもりです。
この記事では、ブックオフせどりオワコンと検索しているあなたが引っかかりがちな、価格差出ない・値付け厳しい・ライバル多い問題から、110円コーナーの薄利、ビームせどりやスキャンの禁止ライン、出禁や注意されたときの考え方、さらに小口と大口の選び方、古物商許可や確定申告と経費まで、まとめて整理します。
電脳せどりが当たり前になった今でも、やり方次第でまだ稼げる形はあります。逆に、昔のやり方のままだと「そりゃ厳しいよね…」にもなりがち。あなたの状況に合わせて、無理のない落とし所を作っていきましょう。
- ブックオフせどりが稼げないと言われる理由の整理
- 薄利になりやすいパターンと避け方
- ビーム・スキャンのルールと出禁回避の考え方
- Amazon手数料と古物商許可・確定申告の注意点
ブックオフせどりオワコン説の真相
結論から言うと、ブックオフせどりが「完全終了」と断言するのはちょっと雑かなと思います。昔みたいに誰でも簡単に抜ける時代は終わった一方で、狙い方と設計ができる人はまだ成立しやすいです。ここでは、オワコン扱いされる理由を分解して、どこがボトルネックかをはっきりさせます。あなたが「今からやってもムダ?」と感じているなら、まずは“何が変わったのか”を整理すると、やるべき方向が見えてきますよ。
ブックオフせどり稼げない理由
稼げないと言われる一番の原因は、単純に「抜けやすい価格差が減った」ことです。昔は棚に置いてある値札がネット相場とズレているケースが多くて、慣れてなくても当たりを拾える余地がありました。でも今は、店舗側の値付けが相場寄りになっていたり、入荷から値付けまでの回転が早かったりで、棚を眺めているだけで利益本がザクザク…みたいな状況は減ってます。
ただ、ここで勘違いしやすいのが「価格差がある=儲かる」ではないこと。売れるかどうかは回転(需要)、そして状態(コンディション)と競合(同一商品の出品者数)でガラッと変わります。特に本は、同じISBNでも出品者が一気に増えると価格が崩れやすい。さらに、同じタイトルでも版や帯、付録、CD、書き込み有無などで評価が割れます。初心者ほど「安いから、とりあえず」で仕入れて、回転が読めず不良在庫になるパターンが多いかなと思います。
稼げないの正体は「設計のズレ」
私が見ていて多いのは、利益率はそこそこなのに、手間と時間が重すぎて時給が出ないケースです。店舗で長時間リサーチ→持ち帰って検品→写真撮影やコンディション説明→梱包→発送。これ、1点あたりの利益が小さいと、どこかで必ず苦しくなります。しかも返品が絡むと、利益が一発で飛ぶこともあります。
稼げない原因は、仕入れの目利きより「設計ミス」になっていることが多いです。薄利の商材に時間を使うほど、時給が削れていきます。
立て直しの第一歩は「基準」を決めること
じゃあどうするか。私は、まず基準を固定します。たとえば「利益額いくら以上」「回転の目安」「状態の許容ライン」「返品されたら赤字になるライン」みたいに、仕入れ判断の物差しを用意する感じです。ここが曖昧だと、その場の気分で仕入れて在庫が増えます。あなたも、もし「とりあえず買ってみた」が増えてるなら、そこが改善ポイントかもです。
最後に念のため。利益計算は、手数料や配送コスト、梱包資材、返品対応まで含めて見てください。制度や手数料は変わることがあるので、正確な最新情報は公式サイトを確認する、これが一番安全です。
値付け厳しいと価格差出ない
「値付け厳しい」「価格差出ない」って感じるとき、たいていは狙いどころが“みんなが見ている場所”に寄っています。人気コミック単巻、定番ビジネス書、メジャー自己啓発あたりは、ネット相場を見ながら値付けされやすいですし、ライバルも多いので価格が安定(=抜けづらい)します。ここ、気になりますよね。「じゃあどこで差を作るの?」って話になります。
相場がブレる領域に寄せる
私が現場で意識してるのは、相場がブレやすい領域です。たとえば、専門書・技術書・資格本、改訂が多いジャンル、版が複数ある本、そして付録やCDの有無で価値が変わる本。こういうのは、単純比較だと見落とされやすい。値付け側が全ての差分を完璧に拾うのは難しいので、そこにギャップが生まれます。
「見た目は同じ」でも価値が違うポイント
具体的には、同じタイトルでも「第◯版」と「改訂第◯版」で中身が違ったり、正誤表や別冊が付く付かないで評価が変わったりします。帯や付録はコレクター需要に影響することもある。こういう差分を理解していくと、価格差が出ない世界から抜けやすいです。逆に、タイトルだけで判断すると、値付けが厳しい棚では勝ち目が薄いかなと思います。
価格差が出やすい見分けのコツ
- 改訂・新版・第◯版の違いを最優先で見る
- 付録・別冊・CD・コードの有無をチェックする
- 同一商品の出品者数が多すぎるものは避ける
海外発送を絡めると「ズレ」が出ることも
海外発送をやっている人間としての話ですが、日本語の専門書・資料系は海外需要が刺さることがあります。海外の購入者は「その分野の一次資料が欲しい」みたいな動機が多いので、国内の相場観とズレることがあるんですよね。ただし、ここは発送コストや返金対応の考え方が絡むので、いきなり全振りはおすすめしません。まずは国内で回転と検品に慣れて、徐々に広げる方が安全かなと思います。
ライバル多い店舗せどり時給
ライバル多い問題は、都市部ほど顕著です。ブックオフは店舗数も多いし、せどり人口も一定数いるので、当たり棚は当然狙われます。さらに「店舗せどり=移動+リサーチ+検品」の作業ゲーになりやすいので、利益が出ても時給が伸びにくいことがあります。あなたも「今日は結構買えたのに、疲れただけ…」みたいな日、ありません?それ、時給設計がズレてるサインかもです。
時給が落ちるパターンはだいたい3つ
私の感覚だと、時給が落ちるのは大きく3パターンです。1つ目は、見る棚を決めずに全部眺めて時間が溶ける。2つ目は、薄利を積み上げようとして点数は増えるのに作業が増える。3つ目は、帰ってからの検品や出品で詰まって、販売までのタイムラグが伸びる。どれも「仕入れの上手さ」より、運用設計の問題が大きいです。
私は店舗せどりを「ルート作業」に寄せます
私は、店舗せどりをやるなら“時給の設計”から入ります。具体的には、1店舗あたりの滞在時間上限を決める、回る店を固定してルート化する、そして「今日はここだけ見る」という棚の優先順位を決める。これだけで、ダラダラ棚を眺める時間が減って、結果的に利益が残りやすくなります。店舗せどりは、気合で頑張るより、ルールでラクに回す方が長続きしますよ。
時給を落としにくい考え方
- 見る棚を先に決める(なんとなく全部見ない)
- 利益額ベースで合否を決める(利益率だけに寄らない)
- 検品と梱包の手間まで含めて判断する
「仕入れ点数」を増やすより「出品速度」を上げる
地味ですが、時給を上げる近道は「出品速度」です。仕入れだけ増やしても、売れる状態にしないとキャッシュになりません。店舗せどりで疲れやすい人は、帰宅後の検品・出品が追いついてないことが多いです。なので私は、仕入れ日は出品までの導線を短くする(写真セット、定型文、検品チェックリスト)みたいな小技を積み上げます。こういうのが結局効きます。
110円コーナー薄利は危険
110円コーナーは、最初に目が行きますよね。私も見ます。でも正直、ここを主戦場にすると薄利で死にやすいです。理由はシンプルで、Amazon側の手数料と、梱包・送料・作業時間・返品リスクが積み上がるからです。差額で「いけそう」と思っても、最後に残る利益がほぼゼロ、むしろ赤字ってことが起きます。
薄利が危険な理由は「固定費の比率」
低単価ほど、固定費の比率が上がります。1件あたりの梱包資材、ラベル印刷、ピッキング、検品、説明文作成。これが全部“毎回”かかる。利益が小さいほど、1回の返品・返金で利益が吹き飛びます。特に本は、状態によるクレームがゼロにはならないので、薄利戦略は精神的にも消耗しやすいです。
手数料や制度は変更されることがあります。正確な最新情報はAmazonの公式案内(セラーセントラル・出品サービス料金ページ)をご確認ください。
低単価で「勝てる条件」はかなり限定的
じゃあ110円は全部ダメかというと、そうでもないです。たとえばセット化できて単価が上がる、シリーズが揃っていて回転が良い、検品が軽くて説明も簡単、そしてあなたの作業が高速化されている。こういう条件が揃うならアリです。でも、初心者が単品で拾って積むのは、だいたい詰みやすいかなと思います。
薄利になりやすいコストの例(目安)
| コスト要素 | 発生タイミング | 薄利への影響 |
|---|---|---|
| 販売手数料・成約料 | 販売時 | 低単価ほど利益を直撃 |
| 送料 | 発送時 | 差額が小さいと吸収できない |
| 梱包資材 | 毎回 | 利益が小さいと無視できない |
| 返品・返金 | 発生時 | 1回で利益が消えることも |
薄利で疲れたら「利益額」で仕切り直す
もしあなたが今、薄利で疲れてるなら、仕切り直しは簡単です。仕入れ基準を「利益率」から「利益額」へ寄せてください。利益率が高くても、利益額が小さいと作業が報われないです。逆に利益額がある程度取れると、多少の手間や返品にも耐えられます。ここを変えるだけで、ブックオフせどりの景色が変わる人、結構いますよ。
電脳せどり普及で優位減
電脳せどりが普及した結果、店舗の掘り出し物優位は相対的に弱くなりました。オンラインで仕入れて、家で検品して、効率良く回す人が増えたからです。さらに、情報の拡散も速いので「このジャンルが熱い」みたいな話が出ると、一気に競争が激しくなります。ここも、オワコンと言われやすい理由の一つかなと思います。
店舗オンリーは、どうしても波が大きい
店舗せどりは、当たり外れが出やすいです。良い日に偏って仕入れできると気持ちいいんですが、外れると移動時間だけが残ります。だからこそ「店舗オンリー」をやめるだけでも戦い方が変わります。店舗+公式オンライン+他リユース+個人放出(ここはルールと法令の理解が前提)という感じで、仕入れ導線を増やすと波が減ります。
電脳の強みと店舗の強みは違う
私の感覚だと、電脳の強みは“再現性”です。家で相場を確認して、クリックして仕入れる。移動が少ないので、同じ時間で点数を確保しやすい。一方で店舗の強みは、“状態の確認”と“偶然の当たり”です。特に本は、状態が価格に直結するので、現物を見て仕入れられるのは強いです。どっちが上というより、組み合わせて強くする方が現実的かなと思います。
電脳=効率、店舗=精度みたいに役割分担を考えると、無理が減ります。
導線を増やすと「ルール順守」も重要になる
仕入れ先が増えるほど、規約やルールの確認が大事になります。ブックオフの店舗ルール、オンラインの条件、Amazon側の出品規約。どれか一つでも雑に扱うと、アカウントや取引の安定性に響きます。正確な情報は必ず公式の案内を確認して、怪しい情報に引っ張られないのが一番安全です。
セット本専門書ならまだ稼げる
「まだ稼げる」側の勝ち筋を作るなら、私はセット本と専門書を推します。理由は、単価を上げやすく、比較されにくいからです。単巻の薄利を積むより、利益額が取れる設計に寄せた方が、精神的にも運用的にもラクです。ブックオフで拾うならなおさら、単価を上げる工夫が効きます。
セット本は「価値を作る」動きができる
セット本の強みは、あなたが価値を作れるところです。巻抜けの補完、版の統一、状態の均一化、そしてセット説明。これを丁寧にやると、単品では戦えない価格帯でも売れたりします。逆に、セットの体裁が雑だと返品リスクが上がるので、検品と説明は丁寧にした方がいいです。ここ、ちょっと面倒なんですが、面倒なところに利益が残りやすいんですよね。
専門書は「需要が狭い」から強い
専門書は、需要が広いわけではないです。でも、必要な人が買うので、買う人が決まる。だから回転が読みやすいジャンルもあります。技術書、資格本、研究寄りの書籍、学会・統計・規格関連など。こういうのは、一般書よりも値崩れしにくいことがあります。もちろん例外はありますが、少なくとも「みんなが拾う棚」よりは差別化しやすいです。
セット本・専門書で意識したいこと
- 状態説明を丁寧にして返品を減らす
- 改訂版・旧版の違いを必ず明記する
- 需要がある版・巻を見極めて無駄仕入れを避ける
海外発送を視野に入れるなら、まずは「事故を減らす」
海外発送も視野に入れるなら、発送の手間とトラブル回避が大事になります。梱包を強める、破損しやすい本は避ける、説明文を丁寧にする。最初から攻めすぎるより、事故率を下げて安定させた方が、結果的に利益が積み上がります。このあたりは私のブログ内でも実務寄りにまとめているので、必要なら参考にしてください。
ブックオフせどりオワコンでも勝つ
ここからは「やるならこうする」を具体化します。店のルールに触れて揉めたり、薄利で疲弊したり、アカウントや法令で詰まったりすると継続できません。継続できる設計に落とし込むのが一番大事です。せどりは短距離走じゃなくて、続けられるかどうかが勝負ですよ。
ビームせどり禁止と迷惑行為
ビームせどり(バーコード読み取り)やスキャンは、店舗や状況次第で“迷惑行為”になり得ます。ブックオフの公式FAQでも、購入前商品のバーコードリーダー等での情報検索は、他のお客様の迷惑となる場合は遠慮するよう案内されていますし、店舗によっては使用自体を禁止する場合がある、とされています。ここを雑に扱うと、仕入れ以前に「続けられない」になります。
大事なのは「禁止かどうか」より「迷惑かどうか」
ここは「せどりが全面禁止」という話じゃなくて、行為ベースでアウトになり得る、という理解が安全です。混雑しているのに通路を塞ぐ、棚前を占有する、長時間カゴを放置する、手荷物を商品上に置く。こういうのが積み重なると声をかけられやすいです。あなたも「人が多い時間帯にスキャンしてる人」を見たら、ちょっと嫌かも…って想像つきますよね。つまり、相手目線を持つだけでリスクは下がります。
私がやってる「揉めない運用」
私は店舗によってスタンスを変えます。混んでいる時間帯は検索を短くする、あるいは棚前ではやらない。店員さんが忙しそうなときは余計な刺激をしない。掲示がある店は絶対に従う。こういう当たり前を徹底するだけで、体感ですがトラブルはほぼ起きません。
揉めないための基本動作
- 混雑時は検索を控えるか短時間にする
- 棚の前を占有しない(横に避ける)
- カゴ・荷物を通路に置かない
- 掲示や店員の案内が最優先
「稼ぐためにルールを守る」くらいがちょうどいい
ルール順守って、真面目な話に聞こえるかもですが、これは戦略です。揉めない=通える=仕入れ機会が増える。せどりは仕入れ回数が増えるほど精度が上がるので、長く通えること自体が利益になります。だから私は、ビームやスキャンの可否を議論するより、「この店で長く買える動き」を優先します。結果的に、その方が稼げます。
スキャンで出禁?注意された
「出禁になったらどうしよう」「注意されたら終わり?」って不安になりますよね。私の結論はシンプルで、注意されたら即やめる、これでOKです。張り合うメリットはゼロです。相手は店舗で、あなたは客。続けたいなら、勝ち筋は“揉めない”にあります。
出禁は「一発」より「積み重ね」で起きがち
出禁は、たいてい一発アウトというより、積み重ねで“この人は迷惑”と認識されることで起きがちです。つまり逆に言えば、普段から丁寧にやっていればリスクは下がります。注意されたことがある人も、そこで態度を変えられれば、継続できる可能性はあります。
店舗の判断は店舗ごとに違います。自分の正しさより、その店で続けられる振る舞いを優先した方が結果的に得です。
注意されたときの「現実的な切り返し」
注意されたら、私はまず謝って、即やめます。そして、その日は仕入れ方針を変えます。たとえば、棚前でのスマホ操作を減らして状態確認に集中する、カゴの置き方を変える、通路を塞がない場所に避ける。たったこれだけで、空気は変わります。
どうしても検索が必要なら、混雑していない時間帯に短時間で済ませる、店員さんに確認してからやる、そもそも店舗では状態確認に集中して、相場確認は店外でやる、みたいにやり方を変えるのが現実的かなと思います。あなたが長く続けたいなら、ここは柔らかくいきましょう。
「出禁が怖い」なら、最初から店舗以外の導線も持つ
出禁リスクがゼロにはならない以上、店舗以外の仕入れ導線を持つのも保険になります。電脳や他リユース、公式オンライン。導線が複数あるだけで心の余裕が出ますし、店舗で焦って行動が雑になるのも防げます。焦りが一番危ないです。
Amazon手数料小口大口成約料
ブックオフせどりが厳しくなったと言われる背景には、Amazon手数料の存在が大きいです。小口と大口の固定費構造だけでも損益が変わりますし、販売手数料(紹介料)の比率も効きます。さらに本やPCソフトなど一部カテゴリでは、カテゴリー成約料が発生します。たとえば、2025年4月15日から本とPCソフトのカテゴリー成約料が1点あたり140円に引き上げられる案内が出ています。こういう変更は、低単価の薄利モデルに直撃します。
「計算できる人」だけが残る構造になってる
オワコンと言われる理由の一つは、結局ここです。昔はざっくりでも利益が出た場面があったけど、今は手数料とコストがはっきりしている分、計算が甘いと簡単に赤字になります。逆に、計算できる人は、ちゃんと利益が残る帯に寄せられます。つまり「誰でも勝てる」から「設計する人が勝つ」に変わっただけとも言えます。
以下はあくまで一般的な目安です。手数料・条件は変更されることがあるため、最終的にはAmazonの公式情報をご確認ください。
| 項目 | 概要 | 薄利への影響 |
|---|---|---|
| 小口 | 1商品ごとに固定費が発生 | 低単価ほど不利になりやすい |
| 大口 | 月額固定で出品数に左右されにくい | 販売点数が増えるほど有利になりやすい |
| カテゴリー成約料 | 対象カテゴリで追加の固定費が乗る | 110円コーナー型は成立しにくい |
私が見てるのは「差額」じゃなく「残る利益」
私がいつも意識しているのは、差額ではなく「手数料と送料と返品まで含めた利益額」です。特に海外発送を絡めると、返送コストや再販不可のダメージが大きくなることがあるので、低単価を積むほど事故率の影響が目立ちます。ここを理解していないと、売れてるのにお金が残らない状態になります。
利益が残りやすい人がやっていること
利益が残る人は、だいたい次の3つをやってます。1つ目は、低単価を捨てる(またはセット化する)。2つ目は、回転が読めるジャンルに寄せる。3つ目は、作業をテンプレ化して時給を守る。逆に、手数料の話を避けて「稼げる本だけ教えて」みたいな発想だと、今の環境では厳しいかなと思います。
「いくらから利益が残る?」は、扱う本のサイズ・発送方法・FBAか自己発送かで変わります。なので数字は鵜呑みにせず、あなたの条件でシミュレーションしてから仕入れるのがおすすめです。ここは本当に大事です。
古物商許可と確定申告経費
法律の話は、怖がらせたいわけじゃなくて、知らないまま突っ込むのが一番危ないから書きます。古物商許可は「中古品を営業として売買するかどうか」が軸になります。ざっくり言うと、営利目的で反復継続して取引していると、古物営業に該当する可能性が出てきます。副業でも、形が“事業っぽい”なら対象になり得る、という整理が基本です。
「月◯件で必須」みたいな話は避けた方が安全
よくある誤解が「月に◯件以上売ったらアウト」みたいな線引きですが、現実はそこまで単純じゃないです。取引の実態で見られるので、件数だけで断言しない方が安全です。あなたが今から始めるなら、早い段階で所轄の警察署(生活安全課など)に相談して、自分のケースでどう考えるべきか確認するのが一番スッキリします。
法令の適用や許可の要否は、個別具体的に判断されます。正確な情報は警察署(生活安全課)などの窓口や、行政書士などの専門家にご相談ください。
確定申告は「後からまとめる」が一番しんどい
確定申告についても同じで、売上が出るなら帳簿と証憑(レシート・納品書・送料・資材費)を残すのが前提です。経費は「何に使ったか説明できる形」で残すのが大事です。店舗仕入れが多い人ほど、レシート管理をナメると後で詰まります。私も最初は雑になりがちでしたが、結局ここを整えた方が長く続きます。
私がやってる「経費で揉めない」運用
私のおすすめは、最初から月次で締める運用にすること。溜めるほど辛いです。仕入れ・送料・梱包資材・ラベル・プリンタ関連、さらに海外発送なら通関書類や送料明細も含めて、後から追える形にしておくと安心感が違います。税務や会計は、最終的には税理士など専門家に相談するのが安全です。ここは無理に自己判断で突っ走らない方がいいです。
ブックオフせどりオワコン対策総括
ブックオフせどりオワコンと言われる理由は、価格差が出にくい、薄利が手数料で溶ける、店舗ルールとマナーで継続が難しくなる、ここが大きいです。つまり、昔の「なんとなくで勝てる」感覚のままだと、今は苦しい。ここ、まさに検索しているあなたが不安なところですよね。
勝ち筋は「単価」「導線」「順守」の3つ
でも、低単価の数撃ちを捨てて、セット本や専門書で単価と利益額を取りにいく。店舗オンリーをやめて仕入れ導線を分散する。ビームやスキャンは店舗ルール最優先で、迷惑にならない動きに寄せる。これができるだけで、同じブックオフでも戦い方は変わります。特に“揉めない運用”は、遠回りに見えて最短です。
今日からできる現実的な一手
- 仕入れ基準を利益額ベースに変える
- 110円単品を主戦場にしない
- 店舗ルールと混雑状況を最優先にする
- 帳簿・レシート管理を月次にする
最後に:公式確認と専門家相談はセットで
最後にもう一度だけ。手数料や規約、法令の扱いは更新されることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。そして不安がある部分は、最終的な判断は専門家にご相談ください。せどりは「続けた人が強い」ので、無理なく続けられる形に落として、あなたのペースで積み上げていきましょう。
関連テーマとして、オワコンと言われるジャンルをどう見直すかは別記事でも掘っています。興味があればどうぞ。
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